#オリジナル企画

【東京街散歩】~世田谷区編①~ 次太夫堀公園

世田谷区喜多見4・5丁目は、世田谷区の中でも特に農地が多く残り、文化財も点在する地域です。
世田谷区では、地域全体をひとつの博物館として捉え、学習・体験の場とする場「みどりのフィールド・ミュージアム」とし、整備・保全をしています。

世田谷の農村風景の典型的なイメージと昔ながらの小川を復元し、1983年に開園。江戸初期に、徳川家康の命により小泉次太夫の指導で開削された農業用水の次太夫堀(正式名称は六郷用水)にちなんで名づけられました。園内の流れはその堀を再現したもの。近くを流れる野川の水が組み上げられ、園内を流れた後は浄化槽を通って再び野川に戻されます。

《 民家園 》

名主屋敷・民家・表門などを移築復元し、1988年開園。公園内の次太夫堀や水田と合わせて、江戸後期から昭和初期にかけての農村風景を再現しています。建物だけでなく、当時の暮らしや風習を伝える資料も豊富です。

民家園内の各所では、ボランティアによる藍染め・鍛冶・機織りなどの伝統技術の実演や体験を通し、農村の暮らしや歴史文化について伝えており、イベントも数多く開催されています。使用される野菜・米・小麦・蕎麦・楮・綿・藍などの作物は、敷地内にある「里山農園」でボランティアを中心に栽培・収穫されたもの。収穫物やそこからうまれた製品は収穫祭で販売され、その収益は公園維持費の他、ボランティアの活動資金にもなっています。

日々のボランティア活動や体験プログラムなどは、作業小屋だけでなく復元された家々でも行われています。そのためか、古民家園は単なる屋外展示施設ではなく、人々の息づかいを感じる生きた農村のたたずまいを見せています。

広報デジタル委員 広瀬絵美/㈱ムラヤマ

≪参考≫
世田谷区 https://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/index.html
世田谷トラストまちづくり https://www.setagayatm.or.jp/index.html

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